簡単にできる!!発達障害がある子へのサポート『4』

Red Leaf Trees Near the Road

ご覧いただきありがとうございます。

このブログの内容

 特別支援教育に役立つ

あなたが得られること

 LD、ADHD、(高機能)自閉症、アスペルガー症候群…

 発達障害がある子どもたちへの

 具体的な支援のしかたを、

 学習面・生活面・行動面から紹介

 ※この記事は単独ではなく、今までの記事、これから連載される記事と関連づけられています。

信頼性

 私は、小学校教諭を定年退職しました。

 その後も再任用、講師としてフルタイムで継続して勤務しています。

 学級担任、少人数指導、特別支援学級担任を経験させていただきました。

 現在も、特別支援学級担任として勤務しています。

 そこでの実践を生かし、知見したことに基づいて吟味した情報を発信しています。

今回は、4回目になります。

過去のブログを合わせて見ていただきますと、より理解が深まります。

パソコンを見ている家族。 - 子供点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材

☆☆☆  クラスのなかの発達障害児④  ☆☆☆

●支援の仕方で子どもが変わります

一人一人の異なる特性を的確に把握して、個人に応じた柔軟な対応をすることが支援のポイントになります。

ポイント1:特性を認める

聴覚よりも視覚の方が優位にはたらく子どももいます。

「きちんと聞いていないから」と責めるのではなく、口頭の指示だけでは、頭に入ってこない特性があることを認めてあげましょう。

口で言うだけでなく、黒板に要点やキーワードを書いたり、絵カードなどを示しながら説明すると、伝わりやすく、先生に聞きに来る回数も減るようになります。

ポイント2:つまずいている部分を支援する

「なぜ、計算に時間がかかるのか、計算する途中のどこでつまづいているのか」を、細かく分析して、その部分を補う学習が必要になります。

計算の前段階として、数の概念そのものがしっかり理解されていないこともあるので、おはじきなどを使って、目で数量を把握する練習をするとよいでしょう。

数の概念がわかると、計算もできるようになってきます。

ポイント3:小さな成果でもほめる

授業で当てられるのが不安で、学校に行きたがらなくなるケースもあります。

いきなり、前に出て発表させたりするのではなく、最初は、その場で「はい」か「いいえ」で答えればいいだけの質問を投げかけるなどして、成功体験を増やすように導きます。

「うまくいった」という達成感を積み重ねることで、より高い目標にチャレンジできるようになってきます。

Marbles, Glass Marbles, Balls, Round, Colorful

今回は、以上です。

 最後までご覧いただきありがとうございました。


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 このブログの内容は、月森久江先生、上野和彦先生の本を参考文献としております。

 月森久江先生の講演を聞いたことがあり、私の実践とつながることが多々ありました。

 よろしければご覧ください。

こんな内容を記事にしてほしいというご意見がありましたら、コメントしていただくとありがたいです。

 可能な限り、お応えしていきたいです。

※この投稿はアメーバブログから移行したものです。

ぜひそちらもご覧ください。

https://ameblo.jp/wakakusa4841/

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