簡単にできる!!発達障害がある子へのサポート『5』

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ご覧いただきありがとうございます。

このブログの内容

 特別支援教育に役立つ

あなたが得られること

 LD、ADHD、(高機能)自閉症、アスペルガー症候群…

 発達障害がある子どもたちへの

 具体的な支援のしかたを、

 学習面・生活面・行動面から紹介

 ※この記事は単独ではなく、今までの記事、これから連載される記事と関連づけられています。

信頼性

 私は、小学校教諭を定年退職しました。

 その後も再任用、講師としてフルタイムで継続して勤務しています。

 学級担任、少人数指導、特別支援学級担任を経験させていただきました。

 現在も、特別支援学級担任として勤務しています。

 そこでの実践を生かし、知見したことに基づいて吟味した情報を発信しています。

今回は、5回目になります。

過去のブログを合わせて見ていただきますと、より理解が深まります。

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☆☆☆  発達障害のある子どもたちとは?  ☆☆☆

【発達障害とは?】

知的な遅れはないのに、得意不得意に偏りがあったり、集団に馴染めない子がいます。

このような子どもは発達障害児と呼ばれ、クラスに2~3人ずつの割合でいるとみられています。

●ちょっと変わった子どもたち

授業中そわそわと落ち着きがなく、先生の話に集中できない子など、どこか不思議な子どもたちはどのクラスにもいるものです。

今では、彼らの「困った行動」や「学習のつまづき」は、当人の努力や親のしつけ、家庭環境などが影響して起こるものではなく、脳の一部の機能が年齢相応に発達していないことが原因であることが明らかになっています。

このように、脳の機能が関与して出現する障害をまとめて、「発達障害」と呼んでいます。

発達障害に特有の「困った行動」や「学習のつまずき」は、その子がもつ障害から引き起こされているもので、まわりの人以上に、子ども本人が「困っている」ということに、気づいてあげてください。

●クラスに2、3人いる

文部科学省が2002年に全国の公立小学校を対象に行った実態調査では、通常学級の中に「知的な遅れはないものの、学習面や行動面で著しい困難を持つ」と担任教師が判断した児童・生徒が、全体の6.3%いると報告されています。

この「学習面や行動面で著しい困難」とは、「聞く、話す、読む、書く、計算するなどが苦手」(LD=学習障害)、「不注意や多動性、衝動性がある」(ADHD=注意欠陥多動性障害)、「こだわりが強く、対人関係が築きにくい」(高機能自閉症『アスペルガー症候群を含む』)という特性を指しています。

※発達障害の定義

発達障害者支援法(平成17年4月施行)では、「自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害」と定義されている。

指導の仕方や、クラス運営にもそれなりの工夫や配慮が必要になります。

●まず、気づくこと

発達障害は、外見から障害が分からない上に、特性の現れ方には偏りが見られる(苦手なこともあるが、得意なものもある、問題行動が特定の場面でしかみられないなど)ため、障害と気づかれないケースが少なくありません。

本人や親も気づいていない場合もあります。

学校でも家庭でも、まず、先生や親が、子どもが「困っている」状態に気づいてあげることが大切です。

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今回は、以上です。

 最後までご覧いただきありがとうございました。


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 このブログの内容は、月森久江先生、上野和彦先生の本を参考文献としております。

 月森久江先生の講演を聞いたことがあり、私の実践とつながることが多々ありました。

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